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性病事典 l(C)泌尿器科専門医・指導医 澤村正之
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性病事典
(性病について詳しく知りたい人のために)
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性病事典トップページ>疾患別解説(性器ヘルペス)>性器ヘルペスの治療
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■ 性器ヘルペスの治療
性器ヘルペスには有効な治療薬がありますから、症状が疑われたらすぐ病院に行きましょう。性器ヘルペスの治療は皮膚科、泌尿器科、婦人科で受けられます。
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| 初感染の症状と治療 |
初めて性器ヘルペスにかかった場合は発熱、全身倦怠感、リンパ節主張など、全身の感染症状も出ることがあります。それに加えて性器に痛みを伴う水泡(水ぶくれ)ができます。典型的にはこのような症状ですけれども、症状が軽い場合やごく初期の場合には性器に赤い斑点があってむずがゆいといった表現をされる患者様が多くいらっしゃいます。
当院の2005年の統計では尿道炎に性器ヘルペスが合併していた方が年間15名もいらっしゃいました。そのうちクラミジア感染が1名、淋菌感染が1名で、残りの12名の方の原因は不明でした。これらの方の症状は排尿時痛であっても「激しく痛む」ことがほとんどで、ヘルペスが尿道に感染していたものと推測されます。
性器ヘルペス初感染のときには、著者は積極的に内服治療を行います。バルトレックスやゾビラックスなど、とてもよく効く薬があります。学問的に調査していませんのであくまでも著者の感想に過ぎませんが、初感染のときに積極的な治療をしておくと、再発率が下がり再発したときの症状も軽いようです。
性器一面に水泡ができて歩くことも困難になることもあります。特に若い女性に診られるのですが、このような時は心身の安静が大事ですから入院して点滴治療を受けていただきます。(著者のクリニックには入院施設がありませんので、入院治療のできる専門医をご紹介いたします。)
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| 再発時の治療 |
再発したときの治療は、症状の強さによって異なります。たいていの場合付け薬で十分ですが、時として飲み薬が必要なほど症状が重くなることもあります。それぞれの症状によって対応が変わります。あらかじめ付け薬や飲み薬を持っておくと、病院に来る前に手当てができて症状も軽くすみます。付け薬が残ったら、しっかりふたを閉めて、涼しくて日のあたらない場所に保管しておきましょう。
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| 健康保険の制約 |
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性器ヘルペスは再発を繰り返す、あるいはいつ再発するのかという不安が付きまとう、患者様にとっては本当にいやな病気です。ですから医師としては出来るだけ患者様の不安を取り除くためお手伝いをしたいと願っています。
しかし、現実には国が決めた健康保険の範囲の中で診療しなければならないジレンマがあります。たとえば抗ウィルス効果が期待できる飲み薬と付け薬を一緒に使えれば、早くよくなることはだれでも思いつきますけれども、保険の決まりでは「同じ効果の薬を重複して処方してはいけない」という規制があるので、飲み薬と付け薬のどちらか一方しか処方することが出来ません。とはいえ水泡があって皮膚がえぐれた状態(潰瘍)がある場合には皮膚保護の目的で抗炎症作用と皮膚保護作用のある付け薬を処方することは、かろうじて認められています。そのような症状がある患者様は遠路なくお申し出ください。
また、性器ヘルペスの飲み薬は通常5日までしか処方できないことになっています。例外的に初めて性器ヘルペスに感染した場合に限り5日間の追加(合計5日間)が認められています。すなわち最低2回以上通院しなければならないわけで、患者様にご負担をかけることになってしまいます。
大変心苦しいのですけれども、健康保険の範囲を超えてしまう場合は実費をご負担せざるを得ないことをどうかご理解のほどをお願い申し上げます。
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性病事典トップページ>疾患別解説(性器ヘルペス)
>性器ヘルペスの治療
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<CONTENTS>
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尖圭コンジローマの流行 |
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尖圭コンジローマの男女差 |
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コンドームと尖圭コンジローマ |
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パピローマウィルス |
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尖圭コンジローマの検査と診断 |
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尖圭コンジローマ治療方法の長所と短所 |
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性器ヘルペスの症状と特徴 |
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再発を繰り返す病気 |
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パートナーの診断はできるのか |
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性器ヘルペスの治療 |
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ウィルス抑制療法と心のケア |
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