新宿さくらクリニックは、強く、優しくなって帰ってきました。
◎どこが強くなったの?
① 構造鉄骨を補強して壁面と天井に軽量鉄骨を張り巡らせ、縦揺れ横揺れだけではなくねじれに強い構造にしました。強度とともに、断熱効果も一段と高まりました。
② 築45年で雨漏りがひどかった外壁をすべて一新した上に、最良の断熱材とガルバニウム鋼板で仕上げ、断熱保温効果を高め、近隣からの延焼予防にも備えました。
③ 無駄な構造をなくして建物全体を軽くしました。
④ 門扉ゲートとフェンスを新設し、さらに1階窓は強化ガラス+超厚アクリル二重構造として敷地内への侵入防止に備えました。
⑤ 防犯カメラを随所に備え、24時間監視出来るようにしました。2階待合室にも防犯カメラを設置して、さらに非常用呼び出しボタンも供えました。女性の患者様お一人でも安心して2階待合室をご利用していただけるように配慮いたしました。
⑥ プライバシー保護のために壁の防音効果を高めました。
どこが優しくなったの?
① 照明をオールLEDにして、高機能壁紙や植物をインテリア、エクステリアに入れることでCO2削減対策をしました。
② 診察室のレイアウトをそのままに、待合室スペースを出来るだけ広く取りました。
③ トイレの床面積を約2倍に広くして、空調も完備しました。高級ホテルにも劣らない自信作です。
④ 受付窓口のデザインを少しだけかえて、受付業務がスムーズに行えるようにしました。
⑤ 待ち合いスペースではゆっくりくつろいでいただくよう、陽光色の間接照明のシャンデリアとし、西日が当たらないように窓の調光にも配慮しました。
⑥ 壁掛けビジュアルシステムを32インチSharp Aquos(1F)と,27インチTOSHIBA REGZA(2F) として、BOSEスピーカーを採用しました。
⑦ バリアフリーのエントランスのほか、1階から2階まで靴を履いたままでお入りいただけるようにしました。
⑧ 院長以下職員に笑顔を絶やさないよう、心がけております。
◎こんな時代だからこそ
日本経済が破綻の危機に見舞われ、そのしわ寄せが医療経済に来ています。診療所の経営は非常に厳しい状況にあり、これまでも効率化、省力化に取り組んで参りましたが、個人が出来る努力の限界まで来ています。
患者様のご負担も年々ふえる一方です。そんな時代でも安価で最善の医療が求められています。そのギャップをどうやって埋めるべきか、苦慮して参りました。当院として出来ることは健康保険の制約の中で、出来る限り良質な診療に心がけることと、患者様にとって安心安全な場所をご提供できるよう努力することと考えました。
当院は日本全国だけでなく、海外からもから患者様がいらっしゃいますので、予約制を取ると、診てほしいときに診られないことがでてしまいますので、予約制は取っておりません。そのため、待ち時間は平均30〜40分(長くて90分)となってしまい、大変心苦しく思っております。そこで、待ち時間の間、すこしでもおくつろぎいただけるよう、待ち合いスペースの居住性を改善いたしました。
工事期間中ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げるとともに、患者様みなさまのご声援、ご協力に感謝申し上げます。