GH再発抑制療法は体内のヘルペスウィルス量を抑制して、再発を予防するとともに体外へのウィルス排泄を予防してヘルペス拡散抑制する目的で行われます。ですから長期間継続してこそメリットが生まれます。しかし再発症状が出なくなるとついつい通院がおっくうになってしまいがちです。毎日薬を飲むだけですから、単調な治療ですから、せっかくこの治療を始めても続けられる人は約半数しかいないとさえ言われています。治療期間中は、患者様の治療意識を継続していただくよう、医師が指導に当たらなければなりません。当院では「治療の主役は患者様ご本人」と考え、それに沿った服薬・生活指導を行ってきました。その結果、治療継続率96.3%(2007年5月末現在)を達成いたしました。
その経験をもとに治療期間中の症状や服薬状況を記録していただくことにより、治療の進み具合を把握していただくことにより、治療の主役である患者様と医師の間の「連絡帳」を企画しました。グラクソ・スミスクライン(株)のご提供で発行され全国の医療機関で配布されます。(2007年7月3日) 医療機関様におかれましてはご活用のほどお願い申し上げます。