7月26日の講演会

投稿日:2018年6月20日|カテゴリ:講演会のお知らせ

7月26日(木) 中野区医師会感染症対策講演会
時間 午後7時30分〜
会場 中野区医師会館 講堂
対象 中野区医師会会員 中野区以外の先生で参加ご希望があれば澤村までご連絡ください。今回はとくにカップルで診療される場合の人間関係を壊さないための工夫について詳しく解説いたします。
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演題:実践的な性感染症の診療〜患者のトータルダメージを最小限に抑える取り組み〜
演者:新宿さくらクリニック 泌尿器科 澤村正之
抄録: わが国では平成12年に廃止された性病予防法の影響で、いまだに「性病は犯罪」というようなレッテルが貼られ、その陰で闇診療が横行したり、患者が不当に差別されたりしている。このようなわが国の現状は欧米から30年以上遅れているとさえ言われている。欧米では性感染症を「性病」ではなく、「性行為にまつわる感染症」として科学的、専門的に研究することが進んでいる。また、患者は病気の悩み以外にも、人間関係や社会的な悩みを抱えている。このような状況をトータルダメージと称している。当院では診療を通じて患者のトータルダメージを最小限に食い止めるよう取り組んできた。講演会では数々の実例をご紹介してそれぞれの対応事例をご紹介する。
疾患各論では①細菌性尿路性器感染症の起因菌と、男女の解剖学的特性からの注意点、抗菌薬の使用順序、最近話題の尿路系マイコプラズマの解説を行う。②性器ヘルペスの病態と治療について。性器ヘルペスは医師の対応によってはかえって患者のメンタルストレスを増してしまいがちで、ヘルペスを苦にした自殺もあり得る、慎重な対応が求められる疾患である。様々な対処事例とともに、最新の治療技術をご紹介する。③尖圭コンジローマはパピローマウイルス(HPV)感染症として対処する。主に免疫賦活療法のコツについて解説する。④梅毒が再興して一般の人々に広まりつつある。水際で梅毒を見つけ出して治療しなければ次世代の日本人に重大なツケを残すことになる。演者は国立感染症研究所を梅毒診断の新しい診断技術について共同研究をしているので、研究成果も含めて梅毒の最新事情について解説する。