院長紹介 |
<院長はこんなひと>
地
元の海城中学・高校の出身なので、この地区とはかれこれ40年以上のお付き合いになります。北里大学医学部の学生時代に尿管結石で大学病院に入院しまし
た。主治医の先輩医師が手術の直前に結石が動いていたので自然排石可能と判断されて手術を中止してくれたのでおなかをきらずに済みました。そのような細や
かな配慮のできる医者になりたくて卒業後迷わず泌尿器科に入局しました。母校と防衛大等で臨床と研究を
してまいりました。主な研究分野は膀胱がんの免疫化学療法や尿管結石の治療です。慢性腎不全と腎臓移植にもかかわっていました。
当院が開業した当時(約20年前)には、新大久保地区にはたくさんの「性病科」がありましたが,泌尿器科専門医はほとんどいない状況でした。
そこで、「性病ではなく,尿路性器の感染症」として泌尿器科専門医が科学的に妥当な診療を心がけるように心がけました。電子カルテに蓄積した臨床データを
解析するデータマイニングの手法を取り入れて、「最近学的根拠に基づいた尿道炎の分類」「性器ヘルペス再発抑制療法の患者マネジメント」「日本人のライフ
スタイルにあった尖圭コンジローマ免疫賦活療法の運用」など、次々に学会発表をして、日本性感染症学会総会や、日本泌尿器科学会西日本総会において3年連
続で教育講演の講師をつとめるなど、学会でも高く評価していただいております。
性感染症の治療技 術がここ数年飛躍的に進歩したため、ほとんどの性感染症はコントロールできる時代になりました。当院では単に病気を治療するのではなく,人間関係や精神的 ダメージも含めて、できるだけ患者様が病気にかかる前の状態にすることを目標に掲げて日々診療をしています。反面,医者の不 勉強で、その進歩について来れない者が大勢いること嘆かわしい限りです。そのため、医師向け講演会を日本各地でおこない、当院のノウハウとともに,当院の 治療哲学の普及に努力しております。なお、マスコミ取材と講演は本業の診療に差し障りのない程度にお受けしておりますが、興味本位や当方の理念に反する取 材はお断りしております。
医学博士 澤村 正之
<経歴>
・北里大学医学部非常勤講師(兼任)
・日本性感染症学会代議員・認定医
・日本泌尿器科学会専門医・指導医
・首都圏STI懇談会代表世話人
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